2013年3月14日木曜日

パーマのかかる仕組み

更新に大変時間がかかってしまってスミマセンm(__)m

前回パーマのお話の続き、パ-マの(縮毛矯正を含む)かかる仕組みのお話です。
まず、一般的なパーマ理論のお話から。
髪の中にはシスチン結合というものがあります。シスチン結合が切断されると髪が変形しやすくなります。パーマの1剤でシスチン結合を切断します。ロッドに巻きつける(パーマ)もしくは、アイロンでストレートにする(縮毛矯正)。形つけたら2剤で切断したシスチン結合をもう一度くっつけます。

もっとわかりやすく言うと、食べ物のゼリーを作る手順と似てます。
ゼラチンをとかす→シスチン結合の切断
好きな形の入れ物にゼリーを入れる→ロッドに巻く、アイロンで髪を真っ直ぐにする
冷蔵庫に入れて冷やす→シスチン結合の再結合

理論はお分かりになりましたでしょうか?それでは、もう一つの例えです。

パーマ(ケガでよく聞く骨折
縮毛矯正(骨の矯正

なぜこのような例え方をしたのかというと、髪を骨に例えたかったのです。髪も骨と同じぐらい大事に扱いたいからです。そうすると髪に対してのリスクが解りやすくなります。

パーマをかけて、2か月後にまたパーマをかけるときは前回かけたところはトリートメントでガードする必要があります。骨折している所にまた骨折させる行為は危険なのです。
縮毛矯正を施術した髪にパーマをかける事はかなり難題だという事も骨に例えると分かりやすいですね。

ので、しっかり細いロッドでかけたりすると後が大変なんです。当店では、ライトなパーマ、ライトな矯正を推奨しております。

髪を労わりながらかけてもらうと、仕上がりは全然違いますよ。