2014年4月6日日曜日

加温器って必要?

【お知らせ】カリスマヘアドレッサーズ(Charisma)は4月1日の消費税増税後も、料金の変更はありません。今までと同様、据え置き料金でやらさせて頂きます。




本日は、カリスマブログ初の器材のお話しです。加温器についてです。


加温器ってご存知ですか?よく美容室でカラーや縮毛矯正の時、後ろで赤外線のような温かいクルクル回ってるモノ…上手く説明できませんが…


伝わりましたでしょうか?あれについてですが、加温器は殆どの美容室で使ってます。

ここでカリスマブログの読者だけに教えたいのですが加温器って実は使わなくてもいいのです。寧ろ使わない方が良い場合が殆ど

もともと、ヘアカラーというもの自体が温めないで使うものであり、商品にも「温めないで下さい。」と書いてあります。(加温すると、色の出方が本来よりも不安定になる)

パーマ、縮毛矯正の薬剤にも、コールド二浴式と書いてあり、やはり温める事は厳禁(加温式と書いてある商品は別)

では、何のために加温器を使っているのか?あれを使うと薬液の浸透が早くなります。(よく浸透する)
つまり薬剤を置く時間が短くなるという事です

そんなメリットもありますが、勿論デメリットもあります。もともと、加温してはいけない薬剤を加温するわけですから。髪に悪い影響、カラーの場合は頭皮にも悪影響が及ぶ可能性もあるわけです。

具体例を上げます。

  • パーマの薬剤のパワーが上がり、髪が痛んでしまった。
  • カラー剤が沁みる。
  • カラーが通常よりも明るくなりすぎる。
  • 縮毛矯正で髪がチリチリに焼けてしまった。
こうなる危険性が高くなります

ですので、時間は多少かかるかも知れませんが温めないでじっくり薬剤を置いて慎重に施術した方がいいでしょう。(そもそも温めてはいけない薬ですし)

料理に例えると、
加温器→強火で一気に調理
自然放置→弱火じっくり作る
と例えると分かりやすいかもです。

つまり、加温器は髪が薬剤焼けしやすくなる。自然放置で行えば丁度良いタイミングで薬剤処理を終わらせられます。(薬剤の置きすぎが髪を一番痛めます)

お客様の殆どが加温器は必要な器材だと思われてます。当店では使用してないので、今日の記事はその誤解を解くためにも取り上げさせていただきました。

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