2013年5月22日水曜日

前髪カット

今日は「前髪」について、お話しいたします。
 

あなたは美容室で「前髪は…どうしようかな?」といつも思いませんか?
実際、お客様からの「私、前髪似合うかしら?」という質問は、非常に多いです。
皆さんけっこう年代を超えて、前髪をどうするかは気になっているようです。
 
この、個々人によって回答が変わってきそうなこの質問。このブログでお答えすることができます。

答えは「Yes」以外ありません。

どんな顔立ちの方にも、似合う前髪は存在します。
全体のスタイリングとは別に、前髪のスタイルだけでも何種類も存在します
どういうことでしょうか?わかりやすいケースを取り上げ、具体的にお話ししてみましょう。

例えば、まず、丸顔の方。
丸顔の方の場合は、真っ直ぐ落とす前髪スタイルは、隙間のある軽いデザインにします。
横に流す前髪にする場合も、軽い前髪にし、横の髪(こめかみ周辺から耳下辺り)を長めに残すとバランスが整います。
「丸顔=軽い前髪」の理由は、額の存在を隠さないようにするためです。
こうして、お顔を縦長に見せるように作っていき、最終的に卵型のフェイスラインに近付くようにカットしていきます。

面長の方の場合は、丸顔の方とは逆に、お顔を丸く見せるように作っていきます
真っ直ぐ落とす前髪の場合は、丸顔の方よりも重めの、隙間のない前髪に仕上げます。
横に流す前髪の場合は、頬骨よりやや上の辺りまでの、長めの前髪がオススメです。こうすることにより、縦長に強調されがちなフェイスラインを隠しながら、ぐっと魅力的な卵型のラインを演出することができます

また、丸顔は若々しい印象、面長は大人っぽい印象を与えるので、お客様が望むイメージによっても、前髪のデザインを調整することができます。
理論的には卵形のフェイスラインは一番中立、ニュートラルな印象を与えるので、そこからスタイリストのさじ加減で印象を整えていくこともあります。

このように、本来前髪は「誰にでも似合うもの」です。
つまりあなたの顔立ちに、あなたの望むイメージに、最適な前髪デザインを選ぶことで、あなたの印象を大きく変えることができます。

ちなみに、似合う・似合わないは別として、前髪を作らない(長くして後ろに流す、または耳にかける)という手段は、一番安全です
長い間前髪を長くし耳などにかけていたりする方が、前髪を作って顔の印象が変わると、たとえそのデザインが似合っていたとしても、一時的に違和感を感じる方もいらっしゃいますから、デザイン改造において一歩踏み込んだ「前髪をつくる」という行為を避けるのも、場合によっては一つの選択肢としてあり得ると思います。
しかし、前髪は洗練されたヘアデザインを求める方、イメージチェンジしたい方には、オススメであると言えます(^o^)

前髪は、お顔に一番近い部分です。アイシャドウやリップ、マスカラなどにも引けを取らないほど、お顔の印象に大きな影響を与える部分であり、ヘアスタイルでも最も重要なデザインの一つです
前髪の重要性を理解し、丁寧なカウンセリング、施術を心がけるスタイリストなら、あなたをより魅力的に見せることができるでしょう。

もし、あなたが前髪を作りたいと思っていて「私に前髪は似合うかしら?」と躊躇しながら尋ねたら、自信を持って「Yes」と答えられる、そういうスタイリストに任せましょう。
これは前髪に限ったお話ではなく、カット、パーマ、カラーリングなどサロンで行われる技術提供全般に言える事でもありますが、経験、技術向上の努力、流行への関心、それらいずれかでも不足していると、個々人の個性に合わせたデザインを作ることは難しいからです。

お顔立ちのタイプや雰囲気などを即座に見極め、豊富なデザインの引き出しから最適なものを選び提案し、かつそのデザインを再現する技術。それがカリスマヘアドレッサーズにはあります。
当店独自の「似合わせ技術」で、あなたはもっと素敵になれます。
熊谷駅から3分もかからないので、似合う前髪を作りたい!と思い立ったら、すぐにでも試すことができますよ♪

明日はカットデザインのお話をもう少し詳しくいたします。お楽しみに
(^-^)/