先日の続きです。カリスマでは良い技術をいつも提供したいと思って常日頃から研究、実験を行っています。なぜ、常日頃する必要があるのかというと、それは非常に難しいからなのです。
「プロだから技術みんな出来て当然じゃないの?」ってお客様からは思われてます。
しかし、全国の美容師全員、実際は技術はできていても、良いものを常に提供できているかどうかは話が違います。
国家試験にも、学科、実地試験はありますが、現場で役に立つものは殆どないのです。だから、学校を卒業して、免許を取得してもヘアデザインの基本となる カット カラー パーマ は出来ないわけなのです。
美容師の道のりは非常に長いです。説明すると、
【一人前になるまでの道のり】
- 学校卒業、免許取得(この時の就職先で美容師人生きまります。良い先輩に恵まれていないと、ちゃんとした基本技術が学べない。)
- カット以外の仕事を現場のお客様に触れ合いながら覚える。
- カットを勉強する。
- 全部の技術を覚えて始めて、お客様の担当者になる。
- お客様からの支持を得て、指名をいただけるようになれる。(この時点で一人前)
そこからも、学びを続けないと引き出しがどんどん少なくなってしまって、技術も鈍り、出来なくなってしまいます。
髪型は1年周期でニーズ、トレンドはだいぶ変わる。薬剤も新しいモノがどんどん出てきます。
つまり、ゴールが無いのです。そして、髪を扱うときは少しでも気を抜かないでやらないと、思ってもない結果になってしまいます。
だから良い技術を提供することとは難しいのです。
初心を忘れるべからず、です。先ほどの一人前になるまでの道のりの 4になるまでは頑張っても、4から学びを止める美容師も多いのです。
カリスマでの心がけは、仕事を覚えるために頑張るのではなく、良い美容師で居続ける為に頑張れるように、そんなお店を目指すように心がけています。
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