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今日はヘアカラーの染まるメカニズムについてお話しをいたします。
今日はヘアカラーの染まるメカニズムについてお話しをいたします。
以前の記事を見ていただければ解るように、ヘアカラーには4~13レベルまであり、カラー剤でも13レベル位の明るさにする薬もあります。
4~9レベルの薬で染めると一ヶ月後には9~10レベルになってしまいます。これを退色と言います。
脱色剤で明るくしただけだと退色は無いのですが、ヘアカラーだと、脱色+染色になり、染料は落ちるものなので、退色するのです。
「いくら染めても、すぐ明るくなっちゃうんですよねー」
というお話をよく聞きます。
その理由をこれから説明いたします。分かりやすく話しますね。
- ケース1 → 7トーンの仕上がりに染める事とします。使用薬剤7レベルオレンジブラウン。6%使用。
一ヶ月後、前回7トーンに染めたはずなのに、9レベルに退色してしまいました。
もう一度、ヘアカラーをしに、美容室に行って全く同じ施術をしたら、今度はその一ヶ月後の毛先は10レベルに退色してしまいました。(この退色はダメージによるものです。)
さて、なぜこのようなことになるのか。そして、こうならない為にはどうしたら良いのか。
まず、初めて染めるときは暗めに染めるのであれば4.5~5%の薬ですれば退色は防げます。
つまり6%の薬で染めても、9レベル位まで1回明るくしてから、その後7トーンの色が入る仕組みになっているので。色が落ちたら9トーンになるのです。
つまり6%の薬で染めても、9レベル位まで1回明るくしてから、その後7トーンの色が入る仕組みになっているので。色が落ちたら9トーンになるのです。
あと2回目に染める時に7トーンにするにもかかわらず毛先(前回染めた場所)に6 %の薬剤を使用すると、また退色後更に明るくなります。前回染めた場所は2~3%で染めないとどんどん髪が痛むうえ、退色後ムラに染まった仕上がりになるのです。
ヘアカラーの基本ですが、初めて染める場合6%前回染めた場所3%で染めてます。しかし、この基本を忠実に守らないと髪が痛んでしまうので、ちゃんと基本通りにやってくれる美容師さんにやってもらう事をお勧めします。
楽をしたいが為に根元と毛先を同じ薬、6%で染める美容師もいるかもしれませんので。
お客様も「毛先は3%で染めて下さい」なんて言えないですし、そこにつけこんで手抜き染めをされたら最悪ですよ。
ですので、遠回しに「痛まないように染められますか?」と、質問してちゃんとこのように答えられたら
安心して染められると思います。
安心して染められると思います。
そこで、カリスマ(当店)ではそうならないためにも薬剤をコントロールして退色を最小限に抑える施術をするように工夫しております。
退色の悩み、是非承ります。
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